感情は抑制(コントロール)できない
感情、特に怒りという感情をずっとコントロールしたいと思っていた。自己啓発本を好んで読むようになったのもそのためだ。
本を読んで分かった気になって色々実践するのだけど結局感情をコントロールすることはできなかった。怒りに浸り感じ切るといったプロセスをやってみたりもした。
もしかしたら、これらの方法で上手くいった人もいるのかもしれないけど、私には向いていなかった。
順番が逆ということ
私は、気付いた。
「怒り」として発露してしまった感情は、もう抑えることも制御することもできないと。それは「喜び」も同じこと。
感情をコントロールするということは、負けた試合をどうにかして勝ったことにすることと同じだ。既に出てしまった結果をあれこれいじくったところで結果を変えることはできない。
順番が逆なのだ。結果に対して何かするのではない。結果が出るまでの過程(プロセス)を変えなければならなかったのだ。
思いがすべて
芽生える感情がポジティブなものになるのかネガティブなものになるのかは、全て「思い」による。
子供は親が厳しくしつけてしっかりコントロールしなければならない、教育しなければいけないと思っていれば、子供がすること全てが目に障り、ネガティブな感情を呼び起こす。
でも、親は子供の成長を見守り、信じ、導き、共に成長を喜ぶものだと思っていれば、ちょっとした子供の変化にも喜びを見出すことができる。
普段の心持ち次第で、出来事にたいする感情の反応が変わってくるのである。
考え方を変えておこう
何か事が起きた時には瞬時に感情という結果が出てしまう。その時にあれこれ考えてももう遅い。結果は出てしまっているのだから。
事が起こる前に、結果が出てしまう前に考え方を変えておこう。もちろん楽しい気持ちになれるように。
感情を引き寄せるということ
「順番が逆」ということに気付いたのは自分の中では凄く大きい変化だ。悟りと言っても過言ではない。まあこれからいくつも悟っていくうちの一つだとは思うが。
この状態で「引き寄せの法則の本質」を読み返してみると、書いてあることが「分かる」。「そうそう、そうだよね」と相づちを打てる。「何だ、ここに書いてあったのか」と気付くことが増える。
初めて本を読み終えた時点では全く本質を理解していなかったということ。
でも、もう気付いた。
引き寄せの本質に。真実に。
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