設計が完了したら、早速グリップ材の切り出しに入ろう。
型取り
Illustrator で設計した型を A4 のコピー用紙に印刷し、ハサミで切り抜いた。
型紙が今後のすべてを左右するので慎重に、精確に切る。
良いハサミを使おう。
[グリップの型紙]
銘木の美しさを最も引き出せるように切り出す場所を決める。
決まったらスティックタイプののりで貼り付けてしまおう。
今回は花梨のバール(瘤)を最大限に活かせるよう型紙を配置した。
切り出し
切り出す場所が決まったらいよいよ材のカットだ。
せっかくの材に跡がつかないように養生してからバイスでしっかり固定する。
[作業中に動かないように]
型紙の周りを1mmほど残しながらジグソーで切っていく。
後でやすりで綺麗に削り出すので型紙ギリギリに切らないように。
[曲線は慎重に]
固いのかなと思っていたが、思ったより簡単に切ることが出来た。
削り出し
切り出したグリップを紙やすりで削り、設計通りの形に整えていく。
写真では安い紙やすりを使っているが、耐久性のある紙やすりを使ったほうが作業効率が良い。
[型紙に合わせて滑らかに]
全てのおうとつが無くなるまで丹念に磨いていく。
[どんな凹凸も見逃さない]
グリップができたらフレームの型枠を作っていこう。
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