左の犬歯は動ききったようだが、右の犬歯は未だに動ききらない。停滞してしまったようだ。
前回、「次はオープンコイルを入れましょう」と言われていた。
そして今回、予定通りオープンコイルなるものを装着してもらった。
オープンコイルとは伸びきったバネのことで、電脳コイルのメガネとは関係ない。縮めたバネが伸びようとする性質を使って歯を動かすようだ。今回は1番と3番(前歯と犬歯)の間にバネを入れたので、犬歯より奥の歯を全体的に動かして、引っ込んでいる2番が入るスペースを確保する作戦のようだ。
細いバネでそんなに押されている感じもしないので頼りないなと感じていたが、右の犬歯が少し動いた。ような気がする。犬歯と5番の間隔が狭くなった。ような気がする。なんにしたってじっくり待つしかない。この物質世界では物事が動くのには時間がかかるのだ。
新たな装備はオープンコイルだけではない。今まで1番3番の後ろに引きこもっていた2番にとうとうブラケットが装着された。次回にゴムをつけて表に引っ張りだすらしい。
いよいよこの時が近づいてきたかと言う感じ。先生もやっとここまできたか、準備は整った、楽しみだというようなことを言っていた。
2番は犬歯と違ってそんなに頑固そうではないからすぐに動くのではないだろうか。いやただの希望なのだが。
2番の歯は現在、下の歯より後ろに位置している。2番が手前に出てくる間に、下の歯と干渉する時があってその時は噛みづらいだろうと先生が言っていた。それは以前よりそうだろうなあと思っていたし我慢するしかないのだが、実際どんなもんかは経験してみないと分からない。
次回は9月。早いものである。春に始めた歯列矯正。今年の終わりにはどんな状態になっているのか?楽しみである。